日本プロ野球について

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/column/shikama/mb-shikama.html
↑これは、パリーグのプレーオフに関する記事です。
プレーオフに限らず、日本球界の問題をも指摘しています。

読んでいて、｢はっ｣と気がつきました。
確かに、セリーグとパリーグでレギュラーシーズンの試合数が違うのです。
セリーグが146試合、パリーグが136試合。10試合も差があります。
これでは、両リーグの記録を公平に比較できないと思います。
名前を出して申し訳ありませんが
ヤクルトの青木選手が200本安打を達成したのが145試合目でした。
94年のイチローは130試合で210安打を打っています。
大リーグはアリーグもナリーグも162試合で同じです。

何故、同じプロ野球なのにセとパで差があるんですか？
まったくわかりません。記事で言うところの｢溝｣でしょうか。
この狭い日本で、リーグを二つに分けること自体おかしいのでは？
全12チームで均等に132試合ずつやればいいのでは？
東西に分けて地区優勝チームを出して
それで日本シリーズにすれば？
東西の2位チームを加えてプレーオフでもいいですよね。

もしくは、やはりチーム数を増やして欲しいですね。
リーグはこのままで、チーム数を増やして地区で分ける。
大リーグの真似ですけど、大リーグが面白い理由が
まさにこれなんですよ。チーム数の多さ。
地元に根ざしたチームが多数あるから全国で盛り上がれる。
四国リーグやシダックス、欽ちゃん球団、野茂のチーム、大家のチーム…。
これらをプロ野球に入れちゃうんです。
当然エクスパンションドラフトは必要でしょう。
案外自分の地元でプレーしたいって選手がいると思いますしね。

とにかく、今のままじゃダメなんです。つまんないんですよ。
10月に入って大リーグはプレーオフで盛り上がって楽しそうですが
日本のプロ野球は一向に日本シリーズが始まらず
｢え？まだ消化試合やってんの？｣ってな状態です。

パリーグのプレーオフがやや盛り上がってますが
不公平感はやはり残りますよね。
大リーグでは、地区優勝のシャンパンかけの次に地区シリーズ勝利のシャンパン
次がリーグ優勝のシャンパン、そしてワールドシリーズ制覇のシャンパンときます。
ソフトバンクは2年連続で、レギュラーシーズンを1位で終了したのに
ビールかけはできず、プレーオフで敗れてまた何もできず…。
これじゃかわいそうですよ。
(1位で終わったときに勝手にビールかけすれば良かったのに…)

今後の改革に期待します。

コメント 2

こんばんは、はじめまして。
お邪魔します。
セとパの違いはＤＨなどもありますよね。
チームを増やして地域密着の構想は大賛成です。
日本もメジャーの様に、野球そのものを良くする機関が欲しいですね。
by (2005-10-19 01:21) 

はじめまして、同感です。
私も日本のプロ野球問題あり、と思います。

一番大きな問題はリーグが完全に独立していないこと。
リーグの重要事項はオーナー会議で決めてしまうこと。

オーナー会議が組織のトップだとプロ野球界はオーナーの言いなりです。
その悪影響は
・チーム数が増えない（増えると企業の宣伝効果が薄れるから）
・弱いチームの入れ替え戦がない（努力しなくてもリーグに残れる）
・企業名をはずさない（宣伝だから、まるで社会人野球のよう）
・新人の獲得方法も勝手（ドラフト制度は職業選択の自由の侵害だと思う、選手がかわいそう、自由競争にすべき）
・新規参入をアンフェアーなルールで制限している（結局オーナーたちの好みだ）
・チーム数が少ないため、日本の野球人口に対するプロ選手の割合が低すぎる。
・チームがスポーツクラブとしての自覚は全くない。
・プロがアマチュアに指導してはいけないなど理解に苦しむ取り決めがある（プロの知識を若年層にどんどん伝えていかなければ発展しないのでは・・？）
・下部組織がない（球団が企業の野球部状態なのでしょうがない）

等々あげればきりがないです。
リーグは独立、運営はリーグの責任で行う。
チームはリーグに加盟して強さを争う。ルールはリーグの方針に従う！
この形が良いと思うのです。
今のプロ野球はオーナーたちがファンを食い物にしているように思えます。
by hira (2005-11-11 09:27)