夜警

今年も夜警(年末年始消防特別警備)です。過去2年は大晦日に出ていましたが、今回は最初の2日間、月、火で終わりです。

消防団の夜警と言えば、路地に面した消防団の器具置き場で、ストーブを囲んで一升瓶片手に酒盛りしているイメージでした。小さい頃はそれが当たり前の風景だったと記憶しています。忘年会の延長のような、ちょっとしたお祭り、みたいな…。

しかし、現在は、と言うと…。大した違いはないかも知れませんが、飲酒に対する考え方は多少変わっているかも知れません。｢パトロールに行く奴は酒を飲むなよ！｣。｢夜警のメンバーには最低でも2人は酒飲めない奴を入れとかないとな！ガハハハ…｣。

さて、パトロールですが、軽トラックの小型ポンプ積載車で町内を見回ります。赤灯を回して若干ゆっくりと、一般車にガンガンあおられながら…。そして、｢火の元に注意してください…｣等とアナウンス、してはいけません。絶対に。近所迷惑になるので、一切の放送は禁止です。

一日一回だけのパトロールを終えて器具置き場に戻ると、｢終わったら飲め！ガハハハ…｣と、酒をすすめてくるこの人は、この後大いびきをかいて寝てしまいます…。

何だか矛盾だらけの夜警ですが、24時までの決まりを、23時過ぎには切り上げました。｢あとは自宅待機｣。｢何かあったら電話する｣とのこと。